皆様健やかハツラツでしたか?
いやぁ、気づけば4月!
本日は札幌市内でも様々な入学式が行われたようでね。
新一年生達の満面笑顔が見られました。
小学一年生。
何十年前???
「こばやしひさのりくん」と並びだったことを覚えています。
入学してお勉強を始める前のホームルーム的な
「絵描きうたを教えあう!」みたいな時間があって、クラスメイトの勢いある子供達は率先して黒板前に現れ「コックさん」やら「カエル」「アヒル」等、誰もが知っているであろう定番を歌い記していく中、私は
『みんなとちがうのしっているなぁ。てをあげようか?けど、はずかしいし…』
と思っていました。
そんなモジモジ姿を見つけた担任の阿部先生が
「はい、こはしあきちゃん!次はあなたが描いてみよう!」と次の描き手指名をしてきたのです。
『わ!当てられてしまった!恥ずかしいけどがんばろう!』
しかし、
チョークをもったその瞬間気づいたのです。
『あ、もしかしてこれ、毛色が違うかも…(当時表せられなかった気持ちを言葉にしました)」
一気に恥ずかしさとどぎまぎ感がMAX超えした私。
まさかの絵描き歌だってーのに、歌をうたわず描き進めて行ったのです。
「あれ?うたうたってないよ?」
「しらないえだよ」
「えかきうたはえだけじゃだめなんだよ!」
幼稚園保育所あがりの子供たちが私を責めました。
そして大至急「船」の絵を描きあげ席へと戻ると
「こはしあきちゃん、うた忘れちゃったかな?でも上手に描けたね!ありがとう。みんな拍手~!」
と、幼い私には受け取るには重い拍手と
「うたわないのに、えかきうたじゃないよぅ?」
と、わかってんだわ!の声の洗礼を受けたのです。
けど、やはり歌わなくて正解だったと思います。
『どんぶりひとつありました。十字屋(自宅近所のスーパー)で買ったお豆腐一丁のっけます。
大島豆腐店の方がよかったか?おからをおまけにくれますもん(ここの部分でおわんの周りにおからに見立てた波をかく)枝豆3つぶっさして、豆腐に箸さしナンマイダー!あっという間に「漁船」のできあがりー!』
じいちゃん直伝「漁船の絵描きうた」
生々しいし、漁船でもないし。
44年前の私よ。
今も描けるわ漁船。
入学生おめでとう!