打ち上げ、イベント、生放送と続き、書き込みが遅れました。
終わりましたねえー…。
終わったなあー…。…うーん、終わった。
と、昨日まで何度も言ってました。もちろん感傷的にもなりましたが、一番大きかったのは、安堵感かしら…。
終わった直後の気持ちは、「ホッとした」。
千秋楽。やはり長かったんでしょうなあ。直前になってもこれでホントに終わるのかしらと半信半疑。
でも芝居の始まりに「TEAM―NACS全国公演COMPOSER。響き続ける旋律の調べ!」と言った瞬間、一気にグッときた。色んなプレッシャー的要素がうまく“集中”に転化して、舞台に入っていけました。
カーテンコールでは自分でも不思議なくらい、涙が出ませんでしたなあ。きたのは袖に引っ込んだ直後。舞台監督と握手した瞬間に、ジワーっと…。
貴重な体験をさせていただきました。
61ステージっていう経験した事の無い数字はもちろん、それを一カ所じゃなく、全国いろんな場所で演れたっていうのが大きかった。
やはり楽しいだけじゃありませんでした。
辛かった。色々。
特に今回の役柄には随分と悩んだんじゃないかしら。
でもなんとかツアーの終盤には「早く出番にならないかな」と、ウズウズしながらスタンバイできるようになれたけど。
そういう部分では、61ステージあって、ホント救われました。
沢山の、沢山の、沢山の人達と出会えました。
支えてもらいました。
おかげで舞台に最期まで立つことができました。
皆様、本当にありがとうございました。
さて。
コンポーザーが終わる迄、何となく書き込みにくくて報告が遅れましたが、
皆様ご存知のように、音尾琢真君と一緒に、“ウーエン・イ・ウースト”という実験的な演劇に出させてもらうこととなりました。
デンマークの言葉で、“東の島国”という意味。
この前、演出家、スティーンと会いました。色んな独創的なアイデアをもつ、まさしく「奇才」。人柄はとっても良い人だったから一安心。
台詞を書くのは同じくデンマークの国民的ラッパー、クレメンス。
韻をふんだリズム重視の興味深い言葉を綴ります。
デンマーク語を英語に訳し、更に日本語に訳す。
意図やニュアンスを残しつつその作業をするというのは相当大変そう。
スティーン。クレメンス。そして彼等とともにデンマークで活躍するダンサーの森さん。音尾君。そして僕の5人で宣材写真を東京で撮りました。
全員白シャツに黒ズボンという出でたち。しかも5人。
音尾君と顔を見合わせ、思わず苦笑。
コミュニケーションも英語。
なんだか稽古の段階から今迄では経験できない素敵なことが沢山待ってそう。
舞踏あり、芝居あり、なんでもありで新宿シアターアプルで幕が開きます。
「考える」ことと、「感じる」こと。その両方が詰まった、希有な面白い舞台になりそうです。
是非、足を運んでください。
詳しくはホームページでね。
はあー……。長かった。