「虎の威を借る狐」
あなたは登場した時、まさに虎である大魔王に対しての
ただの狐でしたね。
そんなあなたが、ここまで我々の心を鷲掴みにするキャラクターになるとは
あの当時、誰も思っていませんでした。
おそらく原作者の三条陸さんもそうだったのでは?
と、勝手に思ってます。
『ダイの大冒険』
さっきウィキで調べたら、俺が高校生の時始まった作品なんですね。
リアルタイムで読んでいて、もちろん単行本もコンプリートし
俺の人生の中の、数々の引っ越しの度にあった
「断捨離の危機」
をも見事に回避し、未だに本棚に収められている
「名作たち」のなかの、ひとつです。
そうか。
あの時俺は高校生だったのか。
でも、今でも『ダイの大冒険』を読むと
未だに、いつでもあの頃の「無垢」と言っていいのか……
いや、より正確な言い方は「無知」かな?
そんな感覚を、まるでタイムマシーンで過去に戻ったかのように
思い出させてくれる……。
なるほど。
こりゃもう「教典」だな。うん、そうだ。
「人を慈しみ、人を愛すること」
それは環境や状況が、結果としてそう思わせることではなくて
そこには「全て原因があって、それらはその結果の故である」ということを
実感させ、教えてくれた作品であるということ。
それが『ダイの大冒険』なんです!!
うん。ごめん。
で、結局何が言いたいかというと
「ハ、ハ、ハドラーーーー!!!!!」
って、ことなんですよ!
ハドラーが死ぬ第73話が、今日やっとOAされたの!!
もう、もう、もう、アホみたいに泣いたわ!!!!
分かる人は分かる情報だけど
俺はハドラーの声役の関智一さんと仕事でご一緒させてもらった時に
不躾なお願いで、今日のシーンを特別に、皆さんに先んじて
演じてもらったの!(しかも関さんの車の中で!はい、光栄!)
そん時も泣いたけど、今日はもっと泣いたわーーー!!!
(関さんにもメールしたわーーー!!)
そりゃそうだろーーーー!!!!
嗚呼〜〜〜〜〜
デトックス!
「良い涙」って、デトックス!!
さて、明日は休みだし、おかわりタイムといこう!
最後に、ハドラーへ。
ポップも言ってたけど
あなたは最後、紛れもない、アバンの使徒の仲間でした。
俺もあなたのように、常に信念を持って生きていきたいです。
ご冥福をお祈り致します。
思い出を、ありがとう!!