部屋にて。
甲子園、観ながら。
今年で100年ですって、
全国高校野球選手権。
子どもだった頃も
高校生の頃も
今も
いつだって輝いて見えるんだよな。
高校球児。
負けて、悔しくて
思わず泣いてしまうほどに打ち込んで
積み重ねた練習の日々を経て
相手を笑顔で讃える姿にも
爽やかさと悔しさが滲んでて。
いつだって輝いてるんだよな。
高校球児。
打って。走って。投げて……。
クーラーつけて、寝そべって。
のんべんだらりと、テレビで観てる私です。
舞台『悪童』
先日、名古屋公演が終わりました。
名古屋市公会堂。
80年以上の歴史ある建物だそうで。
演じさせていただき、光栄でした。
汗が吹き出る暑さの中、見届けてくださり。
真にありがとうございました。
今ふと、去年の夏に巡った、ひとり語りの旅を思い出してます。
冷房設備のまったくない小屋を何ヶ所か巡らせていただき。
中でも、鳥取の米子にある、大正蔵。
酒蔵を改装した趣ある建物なんですが
……暑かったなあ。
終わった直後、待機場所で水飲んだ途端、苦しくなって、倒れて、横になって。
しばらく動けなかったもの。
アレを思えば、大抵は、ね。
芝居の途中で、大正蔵付近にだけ、ゲリラ豪雨が振りまして。
広島出身のお父ちゃんが戦争で追い込まれて、満州で自決するシーン。
酒蔵に響く激しい雨音が、予想できない素晴らしい効果を生み出してくれて。
そのシーンが終わったとたん、嘘みたいに雨もあがってくれました。
終わった後、移動中のバスで、
そういえば今日は8月6日だったなあと思い出し。
なんとなく、思い入り。
今年の8月15日は、新潟で舞台。
お芝居という好きなことを仕事として演れている日々に、ご覧くださる方々がいらっしゃることに、
娯楽に携われていることに、感謝。
今日も今日とて、暑い夏の日です。