MENU
CUE DIARY 一覧へ

CUE DIARY キューダイアリー

2008

5/27

21:50

安田顕

安田メモ

安田顕

07年5月27日のメモ。
映画撮。
AM、名優さんに痺。
PM、電車内、駅~駅迄に撮。時間に痺。
夜、冷え込み、痺。

この日はたしか、平泉成さんと、白川和子さんが参加してくださった日です。
僕は長田寛治というカメラマンの役だったんですが、
高校卒業後、家出同然で上京し、十何年振りに、実家にひょっこり顔を出します。
その両親が、お二方でした。
白川さんは、役柄そのものに染まってらっしゃいましたし、
平泉さんは、脚本に、ご自分の個性を加味され、
監督と共に、独特の父親像を造り上げられました。
とにかく、エネルギーに溢れていて。
「人生、勝負はこれからだ」という台詞をかけてもらったときは、
役の設定上とはいえ、ホント幸せだなあと。シビれました。
午後、電車内での撮影でした。
各駅停車のローカル線でして。本数も少なく。
限られた時間での撮影でした。
デリケートなシーンということで、
女優の芦名星さんも苦労されて。
時間は迫る、気は焦る。ってかんじで、
日常ではなかなか経験できないゾクゾク感がありましたなあ…。
長野は山間部ということもあってか、
この時期、けっこう寒暖差がありまして。
道産子のくせに、夜の冷え込みに驚いた記憶があります。
たった数行のメモで、色々思い出せるもんですね。
“たとえ世界が終わっても”の撮影は、記憶に残る日々でした。
DVD、よかったら、観てやってください。

本日のメモ。
終日家。喰、寝、鼻水。
書、面倒。明日繰越。
怠惰日。最近太。