うちの目の前に咲く桜が、散り始めている。
以前、ダイアリーにも書いた、足元がゴミステーションになっている、あの桜。
最近、マナーの悪い大バカ野郎(←見つけたら説教)が収集日に関係なくゴミを捨てているから、ほぼ毎日、桜の下にゴミがある状態だ。
その桜が散り始めている。
円山公園や大通り公園に咲く桜はおそらく、大勢の人に見てもらい、愛され、惜しまれつつ散っていくのだろう。
ライトアップされてる桜もいるんでしょ?
そんな桜たちは、散るときも、素敵な演出の中、艶やかに散っていくのだろうな。
でもね。うちの前の こいつは、ゴミにまみれて散っていく。
この差はなんだ?
おいらは悔しいぞ。
おまえは、こんなに綺麗なのに。こんなに愛らしいのに。
この扱いの差はなんだ?
お前も、円山公園や大通り公園に植えてもらってたら、どれだけ幸せだったか。どれだけの人に愛されたか。
たくさん集まった桜たちも綺麗だろう。
でもおいらは、たった1本でも力強く咲くお前が好きだ。
ライトアップされた夜桜も綺麗だと思う。
でもおいらは、オレンジの街頭に照らされたお前が好きだ。
だから、安心して散りなさい。
おいらは見守ってるよ。
ずっと。
ずっと……。