河野君、おめでとう。君に国王の名をゆずります。
皆様、巷で「こくおぅ~!」と声をかけてあげてください(笑)。
さて。
明日の朝、“瞳”がスタートします。
最初にお話をいただいたのは、2006年の秋でした。
それから1年を経て、制作発表の席に立たせていただき、皆様にお知らせすることができました。
そして撮影が始まり、約5ヶ月。
ようやく、ご覧いただくことができます。
実は皆様より少しだけ早く、出来上がったものを見ちゃいました。
…もうね、なんというかね、とにかく嬉しかった。
なによりも、純粋に「面白い」と思えたことが、嬉しかった。
僕はね、そんなに出てくる訳ではありません。
そりゃそうです。
でもね、そうそうたる皆様に囲まれ、二度と味わえないであろう幸せな日々を過させていただいてます。
まだまだ続く“瞳”の撮影。一日一日を大切に過していきたいと思っています。
人生35年目の今年は、かけがいのない年になりそうです。
すっかり思い入れがつよくなってしまい、正直、もう客観視はできません。
でも、とにかく観て欲しい。
そう思わずにはいられない作品です。
観てやってください。
笑って、泣いて、その日一日を元気に過ごしていただけるよう、ドラマに携わる人間の一人として、その役割を全うします。
とても大切ななにかが、“瞳”にはあります。
皆様の日常に溶け込む15分になることができたなら、幸いです。
これからの半年間、このドラマを可愛がってやってください。
見守ってやってください。
よろしくお願いいたします。
“瞳”の物語が始まります。