↑ 田口ランディさんのエッセーを読みました。
初版がH16年なので、読んだ方も多いでしょう。
アタシ、この本を読んで「ほっ」としました。
「ほっ」とした、というのが的を射ている表現かわからないのだけど。
最近は、凹むニュースばかり(←もう何年もこう言っていますが。)で、
何もできない自分の無力と、
ど~にもできない気持ちのやり場に、ただただ途方にくれることが
多かったのですが、
「この気持ちは、仕方がないんだ。」って、受け止められました。
アタシは、ついついこれまでの経験や道理で、
抱えきれない気持ちをなんとか理由づけて押さえてきたんだけど、
それはやっぱり無理なことなんだと、この本読んで思いました。
同じように、どうにもならない「せつなさ」や「いたみ」に
もがいている人がいるってことだけで、なんだか「ほっ」としちゃった。
なんだろね、この気持ち。
でも、久々に、読後「良かったー」と思える本に出会いました。