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CUE DIARY キューダイアリー

2007

11/24

15:41

飯野智行

そ、そいつぁ!

飯野智行

そいつぁ危険だ!佐藤さん!
日中でも、ちょっと小道に入ったらあっさり凍ってますから気をつけてくださ~い。
おいらはすでに2回転びました。(泣)

今年の初転びは、ある日の夜のことでした。寝付けなかったおいらは、2時ごろにむくっと起きて、ちょっと部屋の空気を入れ替えようと思い、窓を開けました。
すると、雪が積もっているではありませんか!ちょっぴり嬉しくなったおいらは、散歩に出かけることにしました。
外はめちゃくちゃ寒く、冷たい風に一気にほっぺ筋が緊張して顔が動かなくなっていきましたが、澄んだ空気が気持ちよくて、ちょっとウキウキしながら歩いておりました。

途中、不審者と勘違いしたパトカーさんが、僕の横に並走してきました。そりゃそうです。夜中の2時頃ですからね。ドキドキしながらパトカーの助手席に目をやると、おまわりさんとばっちり目が合ってしまいました。“やばい、職質される!”と思ったおいらは、必死に目で不審者ではないことをアピールしました。それが通じたのかどうかはわかりませんが、パトカーはそのままスーっと走り去って行きました。夜遅くまで、お勤めご苦労様です。
お咎めなしでホッとしていたその時!
何かを踏んだ感触があっありました。その瞬間、右足が冬の夜空に向かって大きく投げ出され、まるで翼くんのオーバーヘッドキックのようなみごとなフォームで宙に舞ったおいらは、翼くんのように一回転できるわけもなく、無様に背中から地面に叩きつけられました。
痛さをこらえ、何を踏んだのかを確認しようと腰を上げると、そこには、生しょうがのチューブが転がっていました。

「な、なぜ生しょうがのチューブがこんなところに……」

そう思いながら、恐る恐るふたを開けると、銀紙が剥がされた、使用済みの生しょうがでした。“だからなぜこんなところに?”その疑問が解ることはありませんでした。


皆さんも、雪道にチューブが落ちていたら、踏まないように気をつけてくださいね!