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CUE DIARY キューダイアリー

2006

12/15

01:00

音尾琢真

けっこう焦りました。

音尾琢真

先日、携帯電話が急に言うことをきかなくなりました。

電話もできるしメールの受信もできるのに、たった一つ簡単な動作だけが出来ない。これだけ作動するのに『出来ないはずがない』と思えるほどの当たり前な動作。

『メール送信』

謎でした…あまりに謎に包まれていました…。メール受信はできるのに…。
帝国劇場で『マリーアントワネット』を観劇の際、いつものように携帯電話の電源を切り、数時間後に劇場を出ながら再び電源を入れてみると…。

おや?メール送れないぞ?

まぁほんの一時の間だけ送信できないというのは、電波の状況によりあることだったので、『後でまた送れるべ』と特に気にはしませんでした。
しかし1時間たっても…×

2時間たっても…×

3時間たっても…×

他の症状もわかり始めました。長文のメールを受信すると、全文は受信できない。再受信もできない。メールサーバーにアクセスできない。ネットワーク調整もできない……。
さすがに不安になり『これは電話会社の方で何かおかしいことがあったに違いない!』と、同じ携帯電話会社の友達に聞いてみたが収穫は何もなし。
色々と操作しても原因が見つからず、八方塞がり。

もうプロに聞くしかないな…と次の日、携帯電話ショップに行くと………店員さんにもわからない(笑)
でもそのまま帰るわけにもいかないんで、店員さんと可能性を一つずつ検討。すると、ようやく原因に辿り着きました。

発表します。けっこう意外な部分の故障ですよ。

DoCoMoでいうならFOMAカード、SoftBankならUSIMカード。つまり自分のデータが入ったアノちっちゃいやつです。

アレに傷がつくなりしていたんですね。思い返せば一ヶ月前にも、急に携帯電話がアレを読み取らなくなり、何度か出し入れを繰り返してようやく電話が反応した…という顛末もありました。
なんでも静電気でカードの機能がおかしくなることもあるそうで。
とはいえショップに行けば新しいものに交換してもらえるんで心配御無用。

現代社会において、友達や恋人、配偶者や家族よりも身近になったとも言える携帯電話。故障するたび存在の大きさに気付く人も多いのでは?そのわりに無知ですね、僕らは。車が故障しても何も出来ない自分と変わらない。創る人がいたり修理する人がいたり、人々の役割は歯車となって見事に噛み合っているからこそ成り立っているんですね。
でも携帯電話の部品の一部が故障して電話が使えなくなるように、人々の歯車がどこか噛み合わなくなったとしたら……。世界中のどこかで今も、その影響は生まれているんでしょうね。

あ、今auのCMに、もこみちさん仲間さん布施明さんが出てますが、あれは『しあわせのつぼ』の稽古中に撮ってたようで。布施さんが『もこみち君はね、ほんとおっきい!』と言ってたのを思い出します☆