といっても、札幌のことじゃありません(本日はくもり)。
映画です。
過日、東京で嬉しいことがありました。
ガラにもなくセンター街なんぞを歩いていましたら、後ろから、
「あの、すいません…」と呼び止められました。
田舎者の私、なにかよからぬ勧誘に違いないと止まらず歩くことに。
直後にまたもや「あのすいません…」。
身構えながら振り向くと、「安田さん、握手してください」。
すっかり笑顔で「あ、はぁーい」
「今日、“雨の街”、観てきました」
…地方から遊びに来た2人の女性。
上京ついでに“雨の街”を観てくれたとのこと。
有り難い。嬉しい。
「あら!そーですかぁ。どーもわざわざすいません」
「あ、いえいえ。なんかあまり出てらっしゃらなかったけど、怖くて良かったです」。
……文法的にはどーかわかりませんが、その場ではとっても伝わる感想を言ってくれました。
「ありがとうございます」。
過日、事務所に顔を出しまして、皆さんからのファンレターを受け取りました。
その中に“雨の街”のパンフレットが。
わざわざ買って送ってくれたのかと…。
感謝。支えられています。
“雨の街”はホラー映画です。
が、ただ怖いものを観てもらうために、創られた映画ではありません。
と、僕は思っています。
ホラー映画を借りて、今の世に問いたかったことが田中監督の中にあったのでは。
と、僕は感じています。
脚本を読んだとき。試写を観終わったとき。
どちらもせつなくなりました。
観る人によって読み取り方は様々でしょうし、だからこそ映画は面白いのかなと。
“雨の街”には、それがあります。
機会があれば、皆様も是非。
明日22日より、札幌劇場にて公開です。
皆様からの感想、おたより。
楽しみに待っています。
以上、本音は機会がなくても観に行ってほしくてたまらない出演者による宣伝でやんした。
長々とご容赦。
ちなみに、明日の札幌はくもりのち晴れ。
降水確率10%の予報です。