んふぅぅぅ~~~。
いい映画だった・・・。
渋谷の映画館で、「シンデレラマン」を見た。
世界恐慌を背景に、一人のボクサーが妻と子供たちを守るためにリングに復帰。
「ミルクのために」強敵と拳を交える主人公は、
いつしか人々からヒーローとして崇められていく。
彼の名は、
・・・・・・・
・・・・・・・
ま、忘れたけどね。
何とか・J・何とか だわ。
(おじいちゃんかよ)
実存したボクサーの物語です。
前評判の高さを裏切らない、素晴らしい映画でした。
クライマックスでは当たり前に涙。
号泣っていうんじゃなく、グイッ、グイッと目の奥を刺激される感じ。
心震えて涙が目蓋から一粒だけ落ちる、そんな感じ。
ボクシングの臨場感と家族愛に溢れていました。
闘いの撮影が素晴らしく、俺なんかは黙って見てられなかった。
「んふっ!」
「ぬぐぁっ!」
と、何度も声が漏れる。
(でもサスティンペダルを踏んでいたので大丈夫)
久々に大満足の映画でした。
2時間半、気持ち良かった~。
ぽっぽや以来かな、こんなに良かったの。
気になったのは前の席のカップル。
エンディングからスタッフロールが流れた瞬間。
人より大きめの吐息を盛らす巨顔の前で、
・・・こっそりキッス!
おぉーい!!
おまえら主人公気取りか!
余韻も冷めたわ!
ラッセルクロウのキッスはそりゃあ美しかったが、
おまえらのは何ちゅうか・・・
ぶっちゅ~じゃ!
ふん!
椅子が大きいから見えないとでも思ったか!
切れ間から俺だけにバリバリ見えておるわ!
目の前じゃ!
ふん、悔しい事あるかい、どーせブサイク同士のぶっちゅ~じゃい!
と、客電がつき振りかえると・・・
カップルばっかりなのな!
気付かなかった、俺くらいじゃん一人ぼっちは。
しかも前のカップル、メンズはなまらイケメンじゃん!彼女も可愛いし!
がーん!!
おまえラッセル並だよ!
悔しかったから、帰り際に忍法すかしっぺを食らわせてやったわ。
(↑サイテーだなこいつ)
イケメンの気持ちも分かる。
余韻に浸りながら、幸せなぶっちゅ~がしたくなる。
そんな映画でした。
いや~映画って、ほんとーにいいもんですねー。
(もずの晴朗)