わぁぁぁ・・・。
またやった。
東京出張に来るとよく泊まるホテル。
山手線の主要駅から地下鉄に乗り換えてひと駅なのだが、これが快速通過駅。
今日もまた降りられず通過してしまった。
(もちろん昨日もだ)
乗ったのが快速だった、それが分かったときの何とも言えないやるせなさ。
まわりは快速を好んで乗っている人たちだ。
ビュンビュン駅を飛ばして進むこの電車を皆が頼もしく思っているのだろう。
そんな中、俺だけが憂欝・・・
いや、ゆううつだ。
(書けない漢字はうたないポリシー)
(↑いや、カッコ良くないし)
結局次の駅で降り、階段を上り下りして逆のホームへ。
すでに電車が入ってきていて、階段を物凄い勢いでダルビッシュした。
あんな凄いダルビッシュは中学のとき野球部の冬練以来かな。(モリサキヒロユキ13才)
いいダルビッシュだった・・・。
しかし、息が切れた。
はぁはぁと、動悸激しいまま電車に飛び込む33歳の博之。
はあ、はぁ・・・!
なんてこった、息の乱れが止まらない。
こんなちょっとのダルビッシュで・・・?
もともと人より吐息が大きい俺。
車内で視線を感じる・・・。
はやく・・・
はやく降りてホテルに戻ろう・・・
横になりたい・・・
まだか・・・?はやく・・・
・・・
・・・
・・・あれ?
着くの遅いな・・・。
・・・
・・・
まさか・・・
ああっ!
・・・
ダルビッシュじゃない、ダッシュだ!
いやいや!
そんなことじゃない!
また降りたい駅を通過した!
なんてこった、これも快速かよ!?
俺ぁ、いつまでも終わりの見えない迷宮に迷い込んだ、
さすらいのモナフキンかよ!?
(意味不明)
しまった、息切れしてしまって、うまい例えも出来ない。
周りは快速を楽しんでいる人たち。
これじゃまるで俺だけ・・・・・
俺だけ・・・・・
マリオの水中面じゃん!
・・・よしっ。
(俺の中ではキマったらしい)
結局もう一度、今度はホームの駅員さんに聞いて乗り込み、
やっと無事に着きましたとさ。
もでたしもでたし。
(もとぎ話かよ)
・・・・・
あ、アキちゃん誕生日もめでとう。
(ついでかよー!)
キミの話はまた今度、ゆっくりね。