日本ハム―西武のスコア。
スケジュールを勘違いしていて突然オフ。
宮崎が誘ってくれて、急遽野球観戦に。
他にも河野や事務所の面々誘って8人で行こうという事になりました。
「楽しいなぁ~~!!!」
と、いつも通りフライング気味に楽しむ俺。
河野のワゴンに8人乗って、皆でファイターズを応援に行こう!!
――――ここまで、昨日の話しです――――
で、今朝。
河野車がウチに迎えに来てくれました。
よぉし、張り切って行こうぜい!!と、元気にスライドドアを開けました。
「みんな!!もはよ・・・・・・・う??」
ところが、乗っていたのは運転手の河野一人。
そんな・・・・皆はどうした?
川島は?
「下痢して行けなくなりました。」
宮崎は?
「遅れていて、今、幌平橋だそうです。」
たけしは?
「寝坊で、ドーム真っ直ぐ来ます。」
スタッフNは?
「家近いんで、真っ直ぐ行くそうです。」
スタッフSは?
「風邪引いて寝てます。」
スタッフTは?
「用事出来たそうです。」
そんな・・・・・・!
ショックだった。ガッカリだった。
どれくらいガッカリって、マリオが始ってすぐのクリボーにやられるくらいガッカリだった。
結局、河野と2人で宮崎を待ち、ドームへ。着いたのは1回裏。
スタッフNそして、たけし(なんでこいつだけ実名スタッフなんだろ)と会ったのはもう2回裏だった。
希望の外野自由席は満席。
安いんだね~1500円で見れるんだよ!
しかたなく、河野が券を「アッパーシート」というのに変えてもらった。
頼もしいデブだ。
「では、移動しましょう!」
こういう時は、河野が先導する。
俺なんかは到着早々ユニホームを着てビールを浴びた。
完全なお楽しみモードだ。
河野が居ると、自分はしっかりしなくていい。
そんな頼もしさがある。
その意味で、藤尾をダメ人間にしたのはお前だ河野。
3塁側から通路をグルーッと巡ってバックネット裏のアッパーシートを目指す。
途中、「6番、センター新庄。」というアナウンスが聞こえた。
「新庄だ!」
「見たい!見たいーッ!」
「ちょっと待てな、あれ、アッパーシートどこや?」
「新庄だ!新庄だ!」
「待てって!」
「あぁもう、ケンタッキーちょっと持ってて!」
「リーダーどこへ?」
「もしっこ!」
「7番、ファースト小田。」
「終わった!」
「早っ!1球や!」
そして我々が辿り着いたのは、西武の応援団。
「あれ・・・?」
「バックネットはどこだ?」
「しまった!ここ1塁側や!」
「えぇ~??来すぎ?」
「もしっこ!」
「またかい!!」
河野は、意外に頼れるデブだ。
しかしあくまでも、「意外に頼れる」というだけで
「ものすごく頼れる」と言うわけではない。
あいつは見た目のギャップを常に武器にしている。
藤尾に言わせれば、意外にモテルらしい。
ま、それも「意外に」というだけで、
「ものすごくモテる」ということではない。
やっと落ち着いて座れたのは3回表が終わったところ。
座席到着祝いに、たけしとビールを飲む。
「いやぁ~遠かったな。」
「遠かったっすね!」
河野は運転なので、お茶で我慢してくれた。
「あ、CUE FAN MOBILE撮りましょう!」
「♪しょぉりぃに、むかってぇ~♪(超下手) かっとばせー、つぼい!!」
「あのオーロラビジョンに映りたい!アピールしましょう!」
宮崎は、誰よりも楽しむ女だ。
「もう一杯飲みましょうリーダー!次は自分払いますんで!」
「すんませーん!ふたつ下さい!はい、1200円・・・・。」
「あれっ!?いつの間に点取られたんすか!?」
たけしは、大事なところを逃す。
「わぁーB★Bだ!かわいい!」
「見てください!一緒に写真とって来ました!」
「B★Bバズーカーだ!取って来ます!」
スタッフNは、B★Bに夢中。
俺は何だろ、
ドームで3万人と一緒に野球見て、ビール飲んで、
それでのんびりしている事に幸せ感じていたなぁ~。
(年寄りかよ)(あ、今日敬老の日だった)(おばぁちゃん長生きしてね。)
試合は、残念ながら3安打に終わる。
松坂が良すぎたな~。
でもネット裏から150キロのピッチングは迫力あった。
プレーオフ進出はかなり難しい状況だろうけれど、
シーズン中もう1試合くらい見れたらいいなぁ~。