「MORY STAGE」にはいつも沢山のメール&FAXが送られてくる。毎回、収録前に皆様からのメール&FAXを読むのが楽しみでたまらない。今、僕の人生で一番、楽しみで色々と考えるのがその時間だ。
出演者への応援メール、毎週のテーマについてのメール、教えてモリ兄さんメール、家族へのラブレターなど各コーナーごとに沢山のメール&FAXが送られてくる。
ありがたいことです。
僕個人に送られてくるメール&FAXの内容はうんこ、セクハラ、貧乏、インコの飼育がほとんど・・・。(う~ん。俺は一体、何モノなんだ!)中でもうんこに関する問い合わせがダントツで多い。(う~ん。俺はうんこ博士じゃないぞ!)そんな中で「川島に聞いてみよう!」という、以前、この新人日誌で告知した「30代で新人の方」もしくは「新たな世界に飛び込みたいが自分の年齢を気にしてなかなか前に飛び出せない方」を対象に僕が微力ながら質問にお答えします。というメール&FAXも頂いている。
本当にありがとうございます。
頂いてはいるがあっという間に一時間の収録が終わってしまうので番組では全く紹介できないでいる。う~ん。すいません・・・。頂いている内容のほとんどが職場の人間関係に関する悩みだ。新しい環境に馴染めない。新しい人間が輪の中に入ってきて違和感を感じる。若い子が多く社内で孤独だ。などなど。
僕も31年間、生きているから当然、凄く悩んだ事がある。(当たり前だけど。)頭では理解しているし、解決策も何となくイメージできてはいるけど勇気がなくてなかなか行動に移せないで悩んでしまう。いつもそんな感じだ。何となくそんな自分の状況を知ってほしく、親しい友人に相談すると「悩むのは情報が足りないからだ!自分から心をOPENにしてガンガン行けよ!」と当たり前なポジティブな答えが返ってきて「だからそれができねーから悩んでるんだろ!」と心の中で呟いたりする。
水が恐くてプールに飛び込めなくて悩んでいるのに・・・
そんな飛び込めない自分に苛立って悩んでいるのに・・・
そんな飛び込めない状況が刻々と過ぎていく事に悩んでいるのに・・・
「飛び込め!!!」
と当たり前に言われても・・・。
時間が解決してくれる悩みもあれば、やっぱり最終的には飛び込まないと解決しない悩みもある。
「人間関係を制する者は人生を征する」
ある作家が何かで書いていた。この世の中は人間関係だ。どこに行っても人間がいる。身近な人間関係(家族、友達、職場、恋人)がうまくいっていたら人間は悩まないかも知れない。ひょっとしたら身近な人間関係が自分にとって世界の全てかも知れない。そう言えば昔、尾崎豊が雑誌のインタビューでこんな事を言っていた。
「人ひとりが幸せになるか、不幸になるかは、そばにいる人のちょっとした優しい言葉だったりすると思うんだ・・・。」
う~ん。そうかも知れない。家族・恋人は勿論だが、そう考えると職場の人間関係はとてもインポータントだ。ほとんどの人は働いている時間が一日の中で一番長い。その長い時間の人間関係がうまくいってない。というのはかなり厳しい。仮に他の人間関係がうまくいっていたとしても日曜日のサザエさんが始まる時間帯にはちらっと明日の事を考えただけで憂鬱になってしまう。そして明日からまた一週間が始まるんだ。と考えただけで更に憂鬱になってしまう。
正直言うと、そういう状況にいる方々に僕は何も言ってあげる事ができない。そういう気持ち、僕も経験があるから凄く分かる。「飛び込め!!」なんて決して安易に言えない。
う~ん。何なんだ俺は。
多分、僕の今のこの歯痒い気持ちをミュージシャンや映画監督は作品にするんだろうな・・・。
う~ん。でも、そうですね・・・。一緒に考える事はできますね。そしてこの考える時間が嫌いじゃないですね。皆さんからのメール&FAXを読んで、色んな人がいるんだな~。色んな状況で戦っている人がいるんだな~と痛感します。
だから皆さん、これからもメール&FAX下さい。
「MORY STAGE 川島に聞いてみよう!の係りまで」
メール mo@air-g.co.jp
FAX 札幌011-231-3366
さて今夜は第5幕目の「MORY STAGE」です。
皆さん、温かい部屋でよく冷えたビール(未成年はBOSSかな)でも飲みながらリラックスして聴いて下さいね。