『北海道フードフィルムフェスティバル』から『いろひろい』が、ご招待を頂きました。
本当に光栄な事です。
調子に乗った言い方をすると、映画監督デビューです、笑
これまでYouTubeで「北海道には500万を超えるストーリーがある」を大切に、さまざまな生産者、町、企業や団体の取り組みや思いを自分なりに映像として伝えさせて頂きました。
そして、この度、北海道という食にまつわるドラマの宝庫で、映画と食をつなぐ新たなイベントが開催される事になりました。お声がけを頂き、いろひろいと生産者、そこにまつわる食を通し、集まって頂いた皆様とほっこりした気持ちになれる時間をご用意させて頂ける事になりました。
僕の中にあるテーマは、『美味しいの正体』です。
2人のゲストと共に、正体に辿り着く過程を楽しめたらと思っています。
お一人は、以前いろひろいで伝えさせて頂いた、鹿を撃つ事で摂食障害を乗り越えた旭川の女性ハンター東海林さん。20年以上1人で食行動に悩み続けた彼女は、鹿の命をとり食べる事で、食の喜び、楽しみに気付き、料理教室をされています。
(参考)
私。鹿の命を獲ったら、摂食障害が消えました。
そんな、彼女にお願いして、とある豚肉を食べて頂きました。
それは、幕別町で放牧豚をされている秦さんのお肉。『遊ぶた』と名付けられたその豚は、放牧され、通常の養豚の倍の時間を生き、地域で出た野菜や製造過程のロスを餌に豚らしく、そして本来の家畜のように人間と共に生きた豚。そこには大学教授をされ様々な研究をされた秦さんの人生そのものが投影されています。
その豚を食べた東海林さんからこんな感想を頂きました。
「もう一つの答えがここにありました」と。
今回、そんな秦さんに密着しドキュメンタリーを撮らせて頂きました。
それを皆さんと鑑賞し、お二人のトークセッション、そして、東海林さんの撃った“鹿”と秦さんの“遊ぶた”を頂きます。
皆さんには、美味しい、感謝、幸せ、ほっこり、そんな気持ちで会場を後にして頂けたらと思っています。
詳細貼り付けておきます。
https://foodfilm.jp/program/irohiroi/
会場でお待ちしております。