ありがとう道新ホール。
2024年6月30日、61年の歴史が閉じようとしています。
ずっとこの舞台に憧れ、ようやく立てた緊張感、そしてホームとなるまで。
その時々の思いが今でも蘇ります。
私だけの、語るまでもない、どうでもいいドラマがここには数多くあるのですが。
そんなの本当に語るまでもなくって。
と言いつつひとつだけ紹介させていただくと。
道新ホールで初めてみたお芝居がOOPARTSでした。
今から30年前かな?
まだ学生だった私は、「すげぇ!小劇場じゃなくてこんなホールで舞台できるんだ!」
と羨ましく思ったものです。
その時の悔しさみたいな気持ちが、そのあとの私の前髪を引きちぎるほど牽引してくれました。
語るまでもない、どうでもいいドラマが、他にも色々とあって。
このホールに最後に立てるのは、52歳の私にとって大きな総決算の一つでもあります。
自分から会長に出演志願しました。
役者として、しっかり演じさせていただきます。よろしくお願いします。
先日、公演初日二ヶ月以上も前ですが、集合して読み合わせをしました。
おもしろかった。
私たちは劇団でもチームでもないのに、すでに一つになっていた。
もちろん若手が気を遣ってこちらに合わせてくれたのだろうけど、新結成した集団ではなかった。
いつものジャンボリーやファンミーティングの楽屋でじゃれあっている空気感のままの読み合わせでした。
これは、面白くなりそうだなぁ。
初演は道新ホールの客席で見ています。
とびきり大好きな作品です。脚本と演出が抜群に良いです。
そして。
「あっちこっち佐藤さん」
これも以前、劇場で見てすっごくおもしろかった舞台です。
藤尾が!藤尾が、ベストキャスティングすぎる!!
彼は今や映像アーティストですが、
お笑いなのに面白いこと一個も言いませんが、
舞台に立った藤尾はすごい!
昔は一緒に舞台に立ったこともあったし、台詞回しとか上手なのはよく知っていたんだけど。
この「あっちこっち佐藤さん」は、藤尾にピッタリすぎて。
とにかく面白いんです!笑いまくりました。
こんなに笑わせる上手な舞台役者、そうそう居ないんじゃないか?
ぜひ、藤尾に笑わせてもらいにいって欲しいです。
瀧原も頑張っているみたい、NORDのライブも近いから大変だね、頑張って!
この春夏はオフィスキューの北海道メンバー、それぞれ笑顔で頑張ります。
舞台で会いましょうー!(はぁと)