久しぶりのダイアリーの刑。
不本意ながら!藤尾くんと一席開けた隣で観てきました。
中身に細かくふれられないのはもちろんとして、感想です。
いやー!おもしろい!おもしろかった!
どれくらいおもしろいって、映画を観てから、すぐに本を買って読んだくらい。
(今まで読んでなかったんかい!というのは置いといてください(笑))
本がまた、おもしろい!
さらに、あ、映画、そうなんだ! 本、こうなんだ!
みたいなのもあり。
本を読んでから映画を観た人は藤尾くんと同じ気持ちになるでしょう。
なんの前情報もなくまっさらな状態で観た僕の、映画の感想です。
後輩の僕が言うのもなんですが、まず、大泉さんが素晴らしい!
あてがきでありながら、大泉さんが出ないようにという吉田大八監督の演出ということでしたが、見事な速水でした。
ただ藤尾くんの言う通り、速水は大泉さんの芯の部分でもある。
言い回しとか言い方とかではなく、速水が発したある言葉そのものが、大泉さんの芯だなと。
さらにベテランの方から若手の方まで、役者の皆さん、いい!ほんと、皆さん、いい!
この皆さんがいいって、そうそうあることではないですよね。
テンポよく、夢中になって、騙されつつ、ニヤニヤしながら心地よく時間が流れます。
出版業界をおもしろく感じるとともに、映画が終わって振り返ると、この話はどんどん自分に置き換えて考えられる。考えようとしなくても考えてしまう。北海道弁で言うと、考えらさる!
いくつもあった印象的な言葉が、スパン!と鋭利にではなく、ググッ、ググッとゆっくりと深く自分に刺さってくる。刺さらさる!
でもそれで落ち込むわけではなく、前を向くチカラをもらえる。
映画館にいる時は痛快でテンションが上がり、観終わったあとにはジワーーッと自分を見つめ直して気付かされ、次へ向かえる。
元気にしてくれて、やる気を起こさせて、かつ今の自分を修正してくれる。
すごく上手にアドバイスをくれる上司のような映画。
あ、それって、速水そのものかもしれない。そして、大泉さんなのかもしれない。
そんなことを感じた映画でした。
いろいろ、このダイアリーの刑や藤尾くんと一緒に映画を観にいく流れになってしまったことに対しての気持ちなどは、モバイル動画で語っておりますので、そちらをぜひご覧ください。
どうか!ご覧ください。
せめて!皆さんには知っていただきたいです。
じゃないと!気持ちを消化しきれません。
よろしくお願いいたします(笑)。