「世界の映画賞5冠制覇!」って、
公開前からとんでもない作品ですな。
今や世界で「ミスター・オオイズミ」と呼ばれているであろう
あの江別出身者が主役のアイアムアヒーロー、私も見ます。
さて、私宛のファンメールには、
震災に関する様々な立場の皆さんの声が寄せられています。
現在避難所生活が続いている方、
自らも被災者でありながら、その避難所や病院で働かれていられる方、
阪神大震災、東日本大震災など、かつて被災者の立場だった方、
私を始めとする大多数の被災を免れた方々……。
読ませていただくにつけ、
「大災害とは、被災者だけでなく、この国に住む全ての人の問題」
だと再認識させていただきました。
どれも胸の痛む内容のメールでしたが、
今日はここで一つだけ、私の感じたことを言わせていただきます。
「支援の仕方がわからない」「自分にできることが何かわからない」
という、被災地以外の方の声が意外に多いという事実。
中には「せいぜい募金しかできない」「たかが募金しか……」と、
募金はしたけど、それでは支援をしきったことにならないと考えてらっしゃる方も。
とんでもない!!
と、私は、思います。
東日本大震災の例をとるようで恐縮ですが、
たとえ募金が即効性をもって、
被災者の生活向上のために役立つとは限らないかもしれませんが、
それは、必ず、必要になるものです。
今すぐの支援も、今後の復興のために必要な支援も、両方大事。
そして、支援に本当の終わりはないのだから、
細くてもいいから、長く継続することこそ、最も大事なのではないかと。
ですから、今は募金という形でしか支援できないと言われる方は、
それで充分だと思います。
「支援=現地に向かう」というのはあくまで一つの形であって、
いろんな形の支援が合わさって、本当の支援というのではないかと、
私は、思うんです。
ですから、必要以上に無力感を感じたりすることないと、
私は、思うんです。
(無力どころか、もう既に支援されたんです。既にめっちゃ有力です!)
そして、今すぐ現地にも行けないし、今すぐの募金もできそうにない、
けど、なんとか力になりたいと思われている方。
そんな自分が恥ずかしい……と。
なんら恥じる必要はない!と、私は、思います。
自らの生活を犠牲にしての支援は、長くは続きません。
自分の生活、ひいては被災地ではない地域全体の生活が磐石でないと、
支援そのものが不可能だと、私は、思います。
ですから、今は力になりたいという気持ちを持ち続け、
今後そのための手段が募金になりそうだと思われる方は、
少しづつでも貯金を頑張ってみようと思う、その気持ち。
その気持ちを抱くだけでも、もう確実に支援の一歩を踏み出していると言える。
と、私は、思います。
東日本大震災の支援が、未だ続いているのも、
やはり「忘れない」という気持ちがあるからだと、私は、思います。
長文になってしまい、失礼しました。
被災者の方々には、願わくば
「そういう思いでいる人たちもいる」
という事実を受け取っていただいて、苦しい、苦しい、
本当に苦しい今の生活をなんとか乗り切っていただきたい。
と、願うばかりです。
明日も、書かせていただきます。
どうか!元気を出して!!