NEXTAGEのブログで挨拶がありましたが、この度、白鳥雄介くんが
CUEを卒業することになりました。
お疲れ様でした。
僕個人にとっては「鈴井貴之ラジヲの時間」(Air-G)のアシスタントを2年8ヶ月務めてもらい、OOPARTSの第一弾「CUT」にも出演してもらいました。
ありがとうね。
最後のラジオ収録後には「今後は何も決めていませんが、プレイヤーではなく、劇場運営の仕事など、何らかの形で演劇に関わっていきたいんです。
舞台を好きにさせてくれたのは事務所のおかげですから」と言っていました。
表舞台ではないのかもしれませんが、今後、僕たちの支えになってくれるかもしれませんね。
そのために一度、自力で舞台をしてみたい。そうとも言っていましたね。
それが5月の舞台なのでしょう。
CUE卒業の話は、もう半年近く前から本人から聞いていました。
寂しい思いもありましたが、自分で決めたことです。それを応援するのが一番良い形だと思いました。
僕も27歳の時には、一度、夢を諦めようと一般企業の面接に行きました。
この業界で仕事をするようになっても、36歳の時に、一度、舞台からは引退を宣言しました。でもまたやり始めました。
簡単でないですが、やりたくなったら、また、やればいい。
仲間が去るというのは、本当に寂しく、悔しさもあります。
でも、僕は思うんです。一つの夢、目標にしがみついて固執するよりも夢を諦め、違う目標を探す。人には可能性が多くある。自分で選んだ道が正解とは限らないと思います。
予想外の可能性と出会うこともできる。
アウトドアが嫌いだった自分が今、森で生きています。ユーコン川の川下りは当時、地獄でした。シャワーもなくベッドもないところでは生活できない人間でした。でも今ならば、まったく違う思いになるでしょう。
一つの事柄に、しがみついていては見えなかったことです。
白鳥雄介くん。
この卒業は、君の視界が一気に広がったのです。
今までは、遠くの一点を見つめていたのでしょうが、近くにいろんな事が見えてくると思います。
新たな可能性を見つけ、君らしく君の人生を切り開いてください。
僕もまだまだ、森を切り開き続けます。
お疲れ様でした。
P.S. 金欠になったら、また森の雑木拾いのアルバイトに来てください。