大変遅くなりましたが、OOPARTS「HAUNTED HOUSE」
東京公演が無事終了いたしました。毎回満席の会場に感動いたしました。
さらには毎回、大きな笑い声と拍手。多い時には劇中で10回も拍手をいただきました。こんな経験は初めてです。
今回は、心からお客様に楽しんでもらいたい。そういう舞台を目指しました。
皆様方の暖かい反応を感じて、少しだけ思いは達成できたのかな?と思っています。
ご来場いただけたお客様。さらには当日券で並んだのにもかかわらず、お帰りいただいたお客様。そして今回は、どうしても日程が合わずご覧いただけなかったお客様。
みなさん、本当にありがとうございました。
東京千秋楽を終え、軽い打ち上げ後、その日のうちに僕は北海道へと戻ってきました。札幌での仕事もありましたし、一番は約ひと月半、ほったらかしにしていた森の状況を確認しなければなりません。地元の方が写メを送ってくださったり、一度、業者の方に屋根の雪下ろしはしてもらっていたのですが心配なことは心配でした。
それで翌月曜日、森へと向かいました。案の定、森は雪に埋もれていました。
道も閉ざされていました。ですが、下り坂ということもあり、大型四駆車を普段は乗っているので、これは行けるのでは?と果敢にも道無き雪原へ車で突進しました。が、いつもと雪の様子が違う。重い。そういえば何日か前に雨が降ったとか。湿り気を含んだ雪は、車の下に堆積し見事にスタック。
無謀なチャレンジは悲惨な結果を生みました。次に除雪車ホイールローダー(タイヤショベル)で道を作ろうとしたのですが、その除雪車も雪に埋まりスタックし出てこない。四輪チェーンを巻いているというのに。そもそも湿り気を含んだ雪は土をも濡らし、土自体もぬかるみ、タイヤを回せば回すほどハマってしまうのでした。
結局手作業で除雪車を救出し道を作る。が、ずっとほったらかしで湿りぬかるんだ道は圧雪されていないので、土の部分まで除雪しなければなりません。
積雪1メートル30センチくらい?道は200メートル以上。ほぼ1日作業で道を作り、車を除雪車で牽引し救出しました。
ほっとしようと思って帰ったのに重労働の日々でありました。
そして今日、大阪に入りました。
来る時の飛行機でのこと。預けておいたコートを返却して貰う際にCAさんがのど飴をくれました。そこには「舞台、千秋楽まで頑張ってください」というメッセージが添えられていました。名前も書かず、ましてや名刺も無い。出来た人だ。嬉しいですね。
空港からホテルまでのタクシーの中、突然咳が出て、早速いただいたのど飴で難を逃れました。ありがとうございます。
大阪で「飴ちゃん」を貰う。なんか縁起がいいな、と勝手に思っています。
さあ、明日から大阪公演!!一緒に楽しみましょう!!