9月から赤平在住の斎藤マネージャー。
晴れて先日、住民票も移し赤平市民になりました。
何かとやってくれる斎藤君(26歳独身彼女なし)
昨日のこと。
僕は札幌で仕事があったので、赤平を離れていました。
仕事が終わり、大好きなホームセンター、ジョイフルAKにでも立ち寄って
赤平に戻ろうかと思ったところ、斎藤君から電話がかかってきました。
ボク「どうした?」
斎藤「会長すいません。トラックを」
ボク「事故ったのか!」
その日は作業に必要な木材を調達するよう指示していました。ですから、
作業用に使っているピックアップトラックを運転していたはずです。
5700ccの大型車。何度か練習をさせたものの、その運転には若干の不安が残っていました。
斎藤「いえ、スタックしました。敷地内で雪に埋まって動かなくなって
しまいました」
事故ではない。まずは良かった。しかし、5700ccの馬力のある車が
抜け出せないとはどういうことだ?
僕は大好きなジョイフルAKには立ち寄らず、赤平へと向かいました。
到着した時はもう日も沈み、あたりは真っ暗。頭に懐中電灯を装着し状況を
確認しました。斎藤君(最近はまっているのはダーツ)はもう平謝り。よく
見ると、ただ雪に埋まったのではなく、下に丸太があり、その上に乗り上げて
いたのでした。正直、どうしたらこうなるのか、僕にはわかりませんでした。
しかもタイヤのある場所をひたすら掘ったらしく、逆に浮きあがってしまったのです。
僕から言わせれば、やることが全て「逆」なのです。
スタックしたら、まず腹を掘れ。浮きあがったのをまずは修正する。
一般道でハマるのとは訳が違います。森の中の雪の量はハンパない。
大抵は雪に乗り上げてしまって動かないのです。
2人で車の底を掘るも、やはり大きな丸太が車を持ち上げており埒があかない。
結局は、ホイールローダー(タイヤショベル)にワイヤーを付け引き摺り出す
しかない。が、丸太がある。それが車のシャーシーを破損しないか。ドキドキ
の救出劇でした。
なんとか、車を引き出し、難を逃れたのでした。
緊張から解放されたのか斎藤君は泣き出してしまいました。
いろいろやるけど、イイ奴です。
ただ疲れますけどね。