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CUE DIARY キューダイアリー

2015

6/25

11:01

森崎博之

駆込み女と駆出し男。

森崎博之

昨日、東京の映画館で観てきました。
よかった、間に合った。

いやぁ。。。
素晴らしかった。
興奮の鑑賞でした。

まずどのシーンも背景が美しかったです。
とんでもない美の世界に、タイムスリップしたかのような錯覚でスクリーンに吸い込まれました。
気持ちいい。。。
眼福です。

あの時代の、この手のお話ってちょいと難しくて話の内容についていくのが遅れがちになるんですが。
実際わたしの知識不足で聞きとれなかったセリフも正直ありましたが、でもそんなことより次々と織り込まれるストーリーが素晴らしい。
映画のまとっている空気のなかで、セリフは決して説明ではなく、音楽のような役割を果たしていたように思いました。

そのなかでも。

主演のセリフは素晴らしかった。

流暢って言葉がピンとくるような滑らかな語りで、なんら無理なくマシンガンのような舌まわしを披露しているけど、あれ相当大変だったろうなぁ。

刀がまだ猛威をふるう世で、暴力や権威ではなく、語りで制圧するシーン。
気持ちよかったなぁ。。。
凄まじいヒーローでした。
かっこいい!!
胸キュン☆しました。

音尾もよかったなぁ。
二人が共演するシーン、毛穴がぶあっ!と開いて興奮したよ。
いやぁぁぁ、拍手。

平日の昼間の客席は、決して満杯というわけではなく、年配の人も多かったけど、笑うシーンではみんなが声を出して笑ったり、おいおいとツッコミしていたり、なんだかほのぼのして楽しかった。

映画館で観られて本当によかったわ。

スクリーンに彼が登場するたびに、今度はどんな愉快な活躍を見せてくれるんだと客席全体がワクワクしていました。



おい、主演。

今日ちょっとだけ稽古場で、尊敬の目で見るからな。
ちょっとだけな。。