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CUE DIARY キューダイアリー

2015

3/17

07:45

戸次重幸

Magandang umaga!

戸次重幸

フィリピン語です。


さてさて、まずは昨日の朝刊のお詫びを。


パインソーさんの公演の日にちが間違っていたり、

ORIGINの映画の漢字が間違っていたり、

で、その公開時期も過ぎていたりと……


申し訳ありませんでした。


堪ってますね、疲労が。


てな訳で、今日の休演日は昼イチから鍼を打ちに行ってきます。

元々大泉から紹介してもらった鍼の治療院なんですが、

故障箇所の回復や、全身の疲労回復にもばっちり効果がある、

ゴッドハンドをお持ちの鍼の治療院なんです。

これで私の右膝も治るに違いない!



さて、昨日は「スタンド・バイ・ユー」で生演奏をしてくれた

ピアノ奏者荻野清子さんと、クラリネット奏者山根公男さんの

【管鍵”楽団!?】

というユニットのコンサートを、夜公演の前に観てきました。


通常の管弦楽団は、その字の通り管楽器と弦楽器の集まりなんですが、

このユニットはクラリネットとオーボエとフルートの管楽器と、

荻野さんのピアノの鍵盤という、異色の楽団。


作曲と編曲を担当する荻野さんは、

私は親しみを込めて「キヨポン」と呼んでいるんですが、

日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞している

とんでもない人なのです。

(清須会議の音楽も作った人です)


はっきりいって、感動しました。


というか、彼らのあまりの実力に、劣等感を覚え、

そして自分の凡人さ加減を思い知らされ、軽く落ち込んだほどです。



音楽は、素晴らしいですね。



言葉の壁を越え、どんな人種にも、そのワンフレーズで、

人を感動させられる。


我々役者がどんなに良い台詞を言っても、

音楽の良いフレーズには勝てない。


どんなにボケても、ツッコんでも、そこに言葉の壁がある以上、

それが分かるのは、その言語に習熟した人だけ。


その点、音楽はそれがボーダーレス。


悔しさすら覚えました。


でも、それも仕方がない。


NAOTOさんのコンサートでも毎回思う事ですが、

アーティストの方のライブを観る時、

そこに至るまでの時間、ステージに立つまでの幼少の頃からの

練習に明け暮れた【時間】が見えてしまうのです。


言い方を変えれば、音楽ライブとは

「そのアーティストの板の上に上に立つまでの努力を観させてもらうもの」

と言ってもいいかもしれません。



あくまで持論ですが、

役者は1年頑張れば、

そこそこのレベルまで、誰であろうといけるものだと思ってます。


「よくあんなに台詞覚えられるね」


と、たまに言われますが、1年やれば誰にだってできます。


しかし、音楽アーティストはそうはいきません。

幼少の頃からの、それこそ血の滲む努力がなければ、

板の上に立つ事もできないわけです。



というわけで、



私、電子ピアノ買います!



今までギターもドラムもブルースハープも、

全部中途半端にかじった程度でしたが、

今回は、ちゃんとピアノを習熟したいと思います。


41歳、おっさんの挑戦です。


また部屋が狭くなりますが、いいんです。




では、また明日の朝!



ちなみに、24はシーズン8の4話目を観終わりました。