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CUE DIARY キューダイアリー

2015

2/15

22:55

河野真也

ご報告

河野真也

昨日、2015年2月14日、午後2時53分、河野家に家族が増えました。

3220gの、元気な男の子です。


僕、前から立ち会いたいと思っていまして。

予定日は明日、16日だったんですが、お仕事。
その前の13日、14日、15日がちょうど3連休。
コレはビッグチャンスという事で、
なんとかそこで産まれて欲しいと願っていました。

願っていただけではなく、2ヶ月くらい前からおなかの子に向かって、毎日毎日、

「2月14日に産まれよっか。13日から陣痛が来て、14日に産まれて、15日はたっぷりと一緒に過ごそうな。」

と言っていたら、ホントにそうなりました。

言う事を理解できるなんて、胎児の時からすでに、藤尾君より頭がいいようです。



心配して、疲れ果て、嬉しくて涙し、夫婦の絆を強められた三日間でした。

産まれてきてくれた、あの瞬間に居られてよかったです。
24時間、陣痛と戦い続けた妻の横に居られてよかったです。

壮絶ですね。

愛しい命の誕生の為に、ボロボロになりながら戦う妻の横で、
色んな事を思いました。

「これから先、産まれた子に対して自分がどれだけ愛情を注いでも、
今、奥さんがやってる事には絶対にかなわへんな」
とか、
「こんな思いをして、母親も自分を産んでくれたんやな」
とか。

妻を尊敬し、感謝します。
母を尊敬し、感謝します。



子供が産まれるって、なんでしょう。
当たり前ですけど、凄いですね。

子供が欲しいと思ってから、子供ができるまで、
“期待してがっかりして”を繰り返して、
“できた!”ってなってからは、おなかの子を心配して、
奥さんのちょっとした行動を心配して、
特に冬になってからは雪道をすべらないように心配して、
そんな風に出産まで心配してる時間がたくさんあって、
で、出産の時にまたメチャクチャ心配して、
産まれてからは、“なんで泣いてんのかな?”とか心配して、
そしてこれから先も、果てしなく心配ばっかりするんでしょう。


僕が中学、高校の時、学校を無断で休んだり遅刻しまくっていた時がありました。家は朝、普通に出てるのに、フラフラしちゃったりして……。
他にも、親を色々ガッカリさせる事が多くありまして……。
高校卒業の時だったと思いますが、けじめとして、母親に謝った事があります。

「今まで、心配ばっかりかけてごめん。」

そしたら、いつもおだやかな母親が声を荒げたんです。

「何を謝ってんの!?心配はするよ!心配せえへん親なんかおらん!心配は親が勝手にするもんや!心配はかけていい!人に迷惑をかけへん生き方をしなさい!」


それを思い出しました。

親は、勝手に心配するもんや。


14日に産まれるという約束を、
親父との初めての約束を、
息子は守ってくれました。

次の約束は、僕も息子も、お互いに、
必死の思いで産んでくれたお母さんを、悲しませない事です。
お母さんに迷惑をかけない事です。


そして僕は、母がそうしてくれたように、
息子に対して、たくさんの心配を勝手にしようと思います。


長くなってしまいました。


河野真也、ますます頑張ります!
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!!