昨日は待ちに待った、「ぶどうのなみだ」の業務試写会でした。
まず会場に着いてびっくり。
通常、業務試写会というのは文字通り映画関係者やマスコミ関係者など映画の宣伝などに関わる人達のみの参加が許されているので、それほど人数が集まるものではない。だいたいいつも50人~100人。
100人以上集まる時はいわゆる「超大作」と言われる莫大な製作費と宣伝費をかけた映画の時がほとんどで、試写会が行われる会場(約370席)の席が埋まる事はまずない。
それが、
ほとんど埋まっている!!
その注目度の高さに若干の鳥肌が立つ。
別にヨイショするわけでも何でもないが、札幌市内と地方を回り飲食店などにポスターを貼ってもらうなど地道な宣伝活動をしていた弊社社長とスタッフの熱意が、これだけの人達を動かしたのだろうと思うと、それに対しても鳥肌が立った。
何とか空いてる中で見やすい席を探す。
と言ってもかなり前の方の端の方にはなったがなんとか座れただけいいか。
んで、映画を見た。
いや、「見た」ではない「観た」か?それも違うな。
「浸った」がいい表現なのかもしれない。
「ぶどうのなみだの世界に浸る。」
北海道の空知が舞台というが、正確には空知ではなく
SORACHI
という世界。
SORACHIという世界に浸る。
現実には映画の中のような空知は存在しない。逆に北海道らしさを前面に出した空知を描いたならもっと違う映画になってしまっただろう。
リアリティと非リアリティの中間、やりすぎると単なるファンタジーになってしまう難しいラインなのにそれが成り立っているっていうのが凄い。
そこが大好き。
出演者のみなさんが着ている服も凄いかわいい、ちょっとした小物もかわいい、車のナンバープレートもかわいい。
最終的には安藤裕子さんがかわいい
となってしまうのは男目線かもしれないが(笑)
確実に女性心をくすぐりまくると思います。
試写会が始まる前に企画者でもある弊社社長の挨拶があり、
「観終わったあと、ワインで乾杯したくなる事は間違いありません」という言葉があったのですが、僕は雑貨屋に行って映画に出てきた小物を探したい、と思いました。女子か!
こういう映画、今まで邦画にはありそうでなかったのではないか。
わかりやすく言えば「フランス映画の香りがする邦画」
この映画が存在することで邦画界の幅をひろげる事は間違いないと感じた昨日の夜でした。
なーんて、偉そうに書きましたが(笑)
公開は北海道が先行上映 10月4日
全国上映は10月11日
まだもう少し先ということで、今はとにかく
青天の霹靂をみましょう!!
みなさま今日も良い一日を!