1か月ほど前にも試写会があったのだが、スケジュールが合わなくて見れなかった
青天の霹靂
なんともう一回試写会が行われるということで見てきました。
原作は発売された直後に購入し読んでいたのですが、まさかその時は映画化されるなんて思いもよらず読み、更にはラオウ様が主演で映画化されるなんて想像出来るわけもなかったのですが・・・
別に先輩が主演だから誉めちぎるとかそういうスケベ心を一切抜きにして言います。
原作以上の感動でした。
劇団ひとりさんの処女作の小説、陰日向に咲くももちろん読んでいて、小説にしか出来ないギミックや表現をこれだけ緻密に出来るなんて凄すぎるとか思っていたのですが、
今回は映像でしか出来ない事を初監督にしてここまでやるかというくらい、映画らしい映画でした。これだけやられたら、映像に携わる仕事をしている人はその才能に嫉妬すると思う。
まず、差し替えやCGなしの手品シーンを全てラオウ様が演じている事。
映画館という、どでかいスクリーンであれだけ手元を映されたら本職のマジシャンだって嫌がるに違いないのに、ラオウ様のマジックのクォリティ。ちょっとやそっとの練習じゃあそこまで出来ないのは誰でもわかる。
余計なお世話だが俳優の仕事が無くなっても手品の営業で食っていけるぐらい凄い(笑)
そして、ラオウ様と劇団ひとりさんが劇場で喧嘩するシーンがあるんですが、数分間、一度もカットを割らなかったシーン。
ここが僕は一番好き。
臨場感と共に感動がぐっと押し寄せます。これこそ映画だ!と劇団ひとりさんの才能に打ちのめされる瞬間でもあります。
もうそのあとからは涙が止まりません。
原作を読んでるからストーリーはわかっているんですが、柴咲コウさんとのシーンも(涙)
あー、あんまり書くと駄目ですね
一番最後のセリフもいいなぁ
なんだか見た後すぐの勢いで書いたから長くなっちゃってすいません。
5・24
みなさんの身に青天の霹靂の衝撃が訪れます。