きのう、染谷将太くんに次いでこの映画のヒロインが発表になりましたね。
シンガーソングライターの安藤裕子さんです。
そうです。
基本的に役者さんではないのです。
ほとんど役者の経験はなく、演技をするのは13年振りだそうです。
いや~何が凄いってこの人をキャスティングしたうちの社長、鈴井亜由美だな。
いかにアーティストとして素晴らしいから、いかにその歌声がこの映画にあっているからといっても、演技ができるかどうかは別物じゃないだろうか。
しかし実際、安藤さんのお芝居は素晴らしいのです。
ずっと役者をやってきたひとにはなかなか出せないまっすぐさと強さとリアルさがある。
あらためて役者というのは出来る人には出来てしまうんだなぁと脱帽です。
真っ白な安藤さんが空知のぶどう畑にとても鮮烈な印象を残しています。
そしてもちろん染谷くんも素晴らしい。
彼こそ生まれながらの役者というか、
何故そこまで作品によって見え方が変わるのでしょう。
今までの彼とはまったく違うキャラクターの彼がこの映画にはいると思います。
とにかく可愛いんだな。
いや、表現は微妙ですが、今回の彼は私と年の離れた兄弟という設定なのですが、もう弟としか思えない。
こんな弟が欲しかったという弟なんですよ。
繊細で優しくて、切なくてぎゅっと抱きしめたくなるのです。
もちろんもう既に凄い役者ではありますが、この映画で、またあらたなファンが激増すると思いますよ。
染谷く~ん♡みたいな(笑)
腹が立つんで今のうちにいじめておきます。
靴とか隠します。
とにかく「しあわせのパン」のように今回も美しい映画ですよ。
三島監督の世界が爆発してます。
今回の私は相変わらず寡黙ではありますが、もっともっと人間臭くて、もっともっと苦悩しております。
監督の繊細な演出のもと、また新たな一面がお見せ出来るのではないかと思っております。
楽しみにしていて下さい。
ではでは今日も頑張ります。
雨で撮影は休みになってしまいましたが‥‥
止んでくれ雨‥‥